ちなみに、我らが日本代表についていえば、開幕直前のテストマッチで、ここ数年での「最高の試合」と「最低の試合」を演じてしまいました。W杯予選も含めて、まったく、ジーコジャパンときたらサポーターを喜ばせてくれたかと思ったら不安に陥れたりと、なかなか憎い演出をしてくれますよね。ご存知のとおり「最高の試合」とは対ドイツ戦のことで、抜群の連携力をみせた日本代表は、優勝候補でもあるドイツ代表に高原選手の2ゴールで2対2の引き分け。ブラジルなどの対戦国をはじめ、世界に日本の実力をみせつけたのですが、きのうのマルタ戦は、1対0で辛勝をおさめたものの、「収穫はない。走らないことには」との中田英選手のコメントにあるように「最低の試合」を演じてしまいました。開幕直前でしかも相手が格下ということで、各選手が手を抜いたのが原因なのかなと個人的には思いますが、不必要なパス回しをするかと思ったら、なぜか攻め急いで単独でドリブル突破を試み、しかもそれを周囲の選手がサポートしないなど、せっかくの開幕直前のテストマッチを自ら台無しにしてしまったという感がありますね・・・。いくら格下とはいえ、ひいて守った相手をどう崩すかということをテーマに試合にのぞめば、ドイツ戦に劣らず意味のある試合だったはずなのに、いやはやなんとも・・・。オーストラリアとの初戦には、心身ともに気合を入れて試合に臨んでくれることでしょうが、とにかく本番では素晴らしい試合を演じてくれることを期待します・・・。
さてさて、今回のW杯特集は「各国ストライカー紹介&得点王予想?」となります。サッカーの華といえばやはりゴール。そんなわけで、今大会での活躍が期待される出場各国の点取り屋、ストライカー選手を簡単に紹介してみたいと思います。またついでながら紹介選手の過去の戦績なども掲載しますので、W杯観戦の楽しみのひとつ「得点王予想」の参考にしていただければ幸いです・・・。なお、誌面の都合で2回連載とさせていただきたいと思います。
ちなみに☆の数でぼくなりの得点王予想をしてみたいと思います。
☆☆☆:大本命
☆☆ :本命
☆ :対抗
★ :ダークホース
+++ヨーロッパ+++

(フランス)
ティエリ・アンリ:(28歳 アーセナル所属)
・代表77試合32得点(1998W杯6試合3得点)、2003~2006年イングランド・プレミアリーグ3年連続得点王。
・長身に似合わずヘディングを得意としないが、スピード、ボールテクニック、ゴールへの嗅覚は世界最高峰。代表での大舞台に弱いという悪評を、今大会で振り払うことができるか。
・☆☆
ダヴィド・トレゼゲ(28歳 ユヴェントス所属)
・代表62試合31得点(1998W杯6試合1得点)、2001~2002年イタリア・セリエA得点王
・FWのコンビを組むことが予想されるアンリと対照的にダイレクトプレーを得意とし、高い身体能力を活かしたヘディングなどでゴールを量産する。
・予選リーグでの対戦相手:スイス、韓国、トーゴ
・☆

(オランダ)
ルート・ファン・ニステルローイ:(30歳 マンチェスターU所属)
・代表50試合26得点、2002~2003年イングランドプレミアリーグ得点王
・長身を活かしたポストプレーでチームの攻撃の基点となるとともに、得点能力も抜群の万能型ストライカー。代表でのタイトルはないものの、チャンピオンズリーグで得点王に輝いたこともあり、大舞台での実績も充分。
・予選リーグでの対戦相手:コートジボワール、アルゼンチン、セルビア・モンテネグロ
・☆☆☆
(ドイツ)
ミロスラフ・クローゼ:(28歳 ヴェルダー・ブレーメン所属)
・代表50試合20得点(2002W杯7試合5得点)、2005~2006年ドイツブンデスリーガ得点王
・高い打点のヘディングによるゴールシーンの印象が強いが、左右両足から放たれる強烈なシュートも一級品。優勝候補ドイツのエースストライカー。
・予選リーグでの対戦相手:コスタリカ、ポーランド、エクアドル
・☆☆
(イングランド)
ウェイン・ルーニー:(20歳 マンチェスターU所属)
・代表29試合11得点(ユーロ2004年4試合4得点)
・シュート、パス、ドリブルとあらゆる攻撃に必要な技術をあわせもつ、天才肌の20歳のストライカー。右足骨折の怪我が本番までに癒えるか微妙な情勢。
・☆
マイケル・オーウェン:(26歳 ニューカッスル・U所属)
・代表72試合32得点(1998W杯4試合2得点、2002年W杯5試合2得点)、1997~1999プレミアシップ2年連続得点王
・一瞬で相手DFを置き去りにするスピードスター。26歳にしてすでに2回のワールドカップを経験しており、「円熟味」を増したプレーでゴールラッシュが期待される。
・予選リーグでの対戦相手:パラグアイ、トリニダード・トバゴ、スウェーデン
・☆

(スウェーデン)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(24歳 ユヴェントス所属)
・代表37試合18得点(ユーロ2004年4試合2得点)
・身長192センチと高い身長を活かしたポストプレーにくわえて、長身に似合わぬ柔軟なテクニックでボールを操りチームの攻撃の中心となる選手。クラブや代表でも数々のアクロバティックなゴールを量産している。
・予選リーグでの対戦相手:パラグアイ、トリニダード・トバゴ、イングランド
・☆☆
(ポルトガル)
ペドロ・パウレタ(33歳 パリ・サンジェルマン所属)
・代表82試合46得点 2005~2006フランス・リーグ1得点王
・ゴールへの嗅覚優れる、円熟味の増したポルトガル不動のセンターフォワード。C.ロナウド、フィーゴ、デコらのサポートを受けて、ゴールラッシュが期待される。
・予選リーグでの対戦相手:イラン、メキシコ、アンゴラ
・★

