*「遅咲き」の注目選手、高原直泰ブンデスリーガ、フランクフルトに所属する高原選手が、9日、ニュルンベルク戦(アウェイ)に先発フル出場し、後半24分に今季リーグ戦10得点目となるゴールを決めました(動画は
こちら)。これでリーグで3試合連続、カップ戦も含めると公式戦4試合連続ゴールとなり、いよいよ押しも押されもせぬ日本を代表するストライカーとして注目を集める存在となりつつあります。
さてここで、あらためて高原選手のことを紹介しておきましょう。というか・・・、その温厚&実直な性格がTV&マスコミ受けしないのが原因でしょうか、これまで高原選手はそれほど世間の注目を集める選手ではなかったのではないかと思います。けれども、実力&実績は現在の日本FW陣のなかでも群を抜いているといっても過言ではないでしょう。
1999年:U20ワールドユース(ナイジェリア)準優勝(7試合3得点)
2000年:シドニーオリンピック、ベスト8(4試合3得点)
2000年:アジアカップ(レバノン)優勝(7試合5得点、ベストイレヴン)
2002年:Jリーグ得点王(26点 inジュビロ磐田)、最優秀選手、ベストイレヴン
2003年:コンフェデレーションズカップ(フランス)出場
2006年:FIFAワールドカップ出場
さらに、2002年のワールドカップ日韓大会と2004年のアテネオリンピックの大会直前に、「持病」ともいえる「エコノミークラス症候群」を発症してしまいメンバーから外されましたが、けれども両大会ともその登録直前まで、FWの軸は高原選手と当てこまれていました。それを踏まえれば、2000年以降に出場した国際大会のすべてにおいて、日本代表が高原選手の力を必要としてきたことが確認できるのではないかと思います。2000年以降の日本代表でブレイクしたFWの選手としては、西澤明訓、鈴木隆行、久保竜彦、柳沢敦、大黒将志選手などが挙げられるでしょうか(年齢的にも高原選手とほぼおなじ)。けれども彼らは年度ごとに好不調の波があり「消えて」しま(った?)うときもありました。そんな彼らの陰で、長きにわたり日本代表FWの主軸として活躍してきたのが高原選手であり、このたびのドイツでの大ブレイクをきっかけに、一気に「日なた」の存在へと登りつめてほしいものです。
(余談ですが、高原選手の活躍は個人的にものすごく嬉しいです。じつは高原選手はぼくの一番のお気に入りの選手でして・・・。はじめて高原選手のプレーをじっくりみることができたのが1999年のワールドユース・ナイジェリア大会。FIFA主催の国際大会で、日本がはじめて決勝戦に進んだ歴史に残る大会ですね。このとき、日本代表の全7試合のすべてに先発出場し、チームの勝利につながるゴールを量産。決勝では、主軸の小野伸二選手を出場停止で欠いてしまったこともあって日本はなすすべもなくスペインに0−4と完敗。ただ、後方からの支援もないまま前線で孤立した高原選手は、ボールをもつと何度も何度も単騎でスペインDF陣に挑みかかり、幾度かの決定機を単独で演出していました。そんな高原選手の姿に心を鷲づかみされて以来、いまでも、一番のお気に入りの選手となっております。サッカーのTVゲームでも、どれほど(不当に)能力設定値が低くとも、かならず高原選手はぼくのチームのメンバーにくわえてまして、設定値の低さはぼくの「指さばき」でカヴァーし、その擬似的な活躍を喜んでます・・・)
*段階的&計画的な日本代表構築作業サッカー日本代表オシム監督が、今後しばらくの間は「海外組」の招集を中村俊輔選手(セルチック)と高原直泰選手(フランクフルト)の2選手に絞る考えを示した模様。ここから、これまで「国内組」のみでつちかってきた日本代表のベースを崩さないまま、そこに少しずつ有能なタレントを注入して今後の代表強化につなげていくというプランをオシム監督がもっていることがうかがえますね。ちなみに、おなじようなケースで、ジーコ前日本代表監督は、「実力&経験のある海外組が集まってできる数少ない試合のうちのひとつだから」と「海外組」を積極的に起用してきましたが、ほんと監督が替わればやりかたもガラっと変わるものですね・・・。
*UEFAチャンピオンズリーグ&
AFCチャンピオンズリーグ先週3月6日&7日に、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、第2戦が行われましたが。ただただ、ご存じの方も多いかと思いますが、わがFBN(当ブログ)にとっては残念な結果に終わりました・・・。中村選手の所属するセルチック(スコットランド)は、延長戦までもつれこむ接戦を演じながらも、ミラン(イタリア)のエース、カカの一撃に沈められ敗退。フランス勢初のリーグ制覇の期待がかかったリヨン(フランス)はホームでASローマ(イタリア)と対戦。0−2でまさかの敗戦を喫し、4年連続ベスト8入りの期待さえこたえられない結果となりました。おなじくリール(フランス)もマンチェスターU(イングランド)に格の違いをみせつけられ、その健闘も念願の決勝トーナメント進出というところで終わりとなってしまいました。う〜ん・・・。ぼくら日本人にとっても、そしてそのなかのFBNのメンバーから応援されたフランス勢にとっても「世界の壁」はあついんだなぁ・・・。
その一方で、もうひとつのチャンピオンズリーグも3月7日にアジアで開幕しました。AFCアジアチャンピオンズリーグですね。こちらには日本からは前年度Jリーグ王者の浦和レッズと同2位の川崎フロンターレが出場し、両チームとも課題を残しつつも見事初戦を白星で飾りました。これまで日本勢は国内リーグ&カップ戦の過密日程の影響をモロに受けて、チャンピオンズリーグでは満足のいく結果が残せませんでしたが、とくに浦和レッズなどは今季大幅な戦力補強をして、アジアナンバー1クラブの座も虎視眈々と狙っております。これに優勝すれば、今年12月に開催される「クラブワールドカップ」への出場権を獲得し、ヨーロッパや南米のチャンピオンクラブとタイトルのかかった真剣勝負をする夢もかなうわけですので、ぜひともタイトルを勝ちとってほしいものです。

ところで・・・。日本ではアジアチャンピオンズリーグの認知度が猛烈に低すぎると思うのですが、どうしてなんだろう・・・。その実力差はともかくとして、ヨーロッパのチャンピオンズリーグと同種&同格の大会であり、つまり世界中の注目を集める「クラブワールドカップ」の予選としても位置づけられるのにもかかわらず・・・。まぁ・・・たとえてみるならば、UEFAチャンピオンズリーグは高校野球でいう大阪、愛知、神奈川、東京などの激戦区の地方大会であり、アジアのほうは東北の比較的レヴェルの落ちる地方大会だといえますが、いずれにしてもこれも高校野球でいう「甲子園」に相当する「クラブワールドカップ」へ通じる道であることはたしかなのになぁ・・・。
*海外リーグところで、自身の活躍はさておき高原選手の所属するフランクフルトは現在降格一歩手前の16位と低迷中。ただ中位から下位までの勝ち点差にほとんど開きがないので、ポンポンと連勝すればすぐに一桁台の順位に上昇することも可能な位置につけているともいえるので、次戦ではリーグ戦「4試合連続」となる「決勝ゴール」を決めてほしいものです。また、初のチャンピオンズリーグ制覇の夢破れたリヨンにとって、今季の目標は前人未踏のリーグ6連覇に切り替わっております。こちらの夢は叶いそうですが、さてさて・・・。
*フランス リーグ・アン第28節リヨン 1−1 マルセイユ
ランス 1−3 スダン
ル・マン 2−1 サンテチエンヌ
(リヨンは勝点62で首位。2位ランスは勝点49。ル・マンは勝点38で9位)
*イングランド プレミアシップ第29節リヴァプール 0−1 マンチェスターU
ポーツマス 0−2 チェルシー
(マンチェスターUが勝点72で首位。2位チェルシーは勝点63)
*スペイン リーガ・エスパニョーラ第26節バルセロナ 3−3 Rマドリード
ヒムナスチック 1−0 セビージャ
(ともに勝点50で並ぶものの得失点差でバルセロナが首位。2位がセビージャ)
*イタリア セリエA第27節インテル 2−1 ミラン
ローマ 3−1 ウディネーゼ
(インテルが勝点73で首位。2位ローマの勝点は57)
*ドイツ ブンデスリーガ第25節ハノーヴァ96 1−1 シャルケ04
バイエルン 1−1 ブレーメン
ニュルンベルク 2−2 フランクフルト
(シャルケ04は勝点50で首位。2位ブレーメンは勝点47。フランクフルトは勝点27で16位)
*スコットランド プレミアリーグ第30節セルチック 0−1 レンジャーズ
(セルチックは勝点74で首位。2位レンジャーズは勝点58)
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posted by superlight at 22:22|
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